血管系のストレッチ以外では、神経や内臓のストレッチについても考えてみたいと思います。
神経は大きく分けて脳や脊髄といった中枢神経系とその中枢神経から伸びて手足や内臓へと繋がっている末梢神経があります。末梢神経は手足や身体の運動・感覚に関わる体性神経と呼吸・循環・消化に関係する自律神経に分類されます。
ここでも考えていただきたいのが、やはり走行です。神経系は頭を中心に体幹や手足に伸びています。身体全体に張り巡らされています。
身体全体に張り巡らされているので、神経には、動いたり・伸びたりする機能があるということです。ここはしっかり理解して下さい。
神経が固くなり働きが落ちると当然体全体の組織も働きが低下します。筋肉だけでなく神経の柔軟性も大切です。右の図をよく頭の中でイメージして下さい。
次に内臓に関してです。
呼吸・消化・循環に係る内臓は主に身体の中心にあり、皆さんご承知のように自律神経とつながっています。
姿勢が悪かったり身体が固くなると当然内臓の働きも落ちてきます。内臓には平滑筋と言う筋肉や自律神経が存在します。動いている組織は無意識であっても筋肉と神経が存在すると言うこと覚えていて下さい。
内臓の筋肉や自律神経も年齢や生活習慣によって徐々に固くなります。固くなると当然は働きは低下します。例え診断名がつかなくての内臓の不調はあります。
内臓と神経を含めて働きを改善するには、身体全体の柔軟性が必要です。柔らかくなり血流が改善されると内臓の働きは活発化します。
具体的な方法は、前回紹介したラジオ体操が最も効率的に身体全体を柔らかくしてくれます。1日1~2回は、しっかり大きく動かして下さい。硬い動きを感じたり痛みが出てきたら、それを克服するまで動かして下さい。結果は必ず出ます。
ここまでリハビリ整体の健康法についてお伝えしてきました。
自分自身は現在57歳になりましたが至って健康です。今まで様々な不調を経験してきましたが、今では殆ど克服しています。健康法も簡単で効率的そして長続きしなければ意味がありません。
その点に関しては十分に自信があります。経験則ですが立証出来ています。
健康法についてまとめます。
・薬物を避ける!
・水分をこまめに摂取!
・腹筋を中心に等尺性の筋トレ!(筋肉には老化防止の様々な働きがあります)
・ラジオ体操で体全体の柔軟性を引き出す!(筋肉でなく血管・神経・内臓の働きを高める)
以上です。リハビリ整体院は北九州市で人気の整体院です。是非ご利用下さい。