足の痛みについて更に考える。

足が痛いと言って来院された場合、その場所はお尻や股関節からふくらはぎ・足先にまでかけて結構広い場所を訴えてきます。

この場合、殆どの方が坐骨神経痛と言って来院されます。

それでは、足に痛みを出す組織について整理して解剖学的に考えてみます。

足に痛みを引き起こすと考えられる組織は、主に股関節・膝関節・足関節から坐骨神経・足の筋肉と腱・足に走る血管が考えられます。

まずは、股関節と膝関節です。

膝の痛みこの関節は荷重関節と言って体重がかかる関節なので、関節変形はよく見られます。

関節の変形は主に軟骨部分です。軟骨が潰れてその結果その周辺の骨が骨棘と言って棘の様な形に変形します。

前にもお伝えしましたが、軟骨には神経がありませんので痛みを感じません。骨自体もやはり神経がないので痛みを感じません。

骨周辺の骨膜には痛みを感じる神経が多くあるので痛みを感じるかもしれませんが、骨膜が変形によって刺激されて痛みを感じるとしたら、変形自体は生涯良くならないので、痛みは寝ても冷めても続くことになります。でも実際はそんなことはありません。

実際は変形があっても痛みのない方はいますし、変形はあっても痛みは改善します。

少し難解になって来たので簡単にまとめますと、今の所関節痛のメカニズムについてはよく解っていません。何故なら関節内には痛みを感じる神経がありません。関節由来の痛みは骨と骨が衝突するほどの変形まで進まない限り出てきません。

次に坐骨神経です。

お尻の痛み基本的に坐骨神経が傷害されると足(特に膝下)に運動と感覚の麻痺が起きます。

どちらともなくて痛みだけとういことは生理学的にはありません。本当に坐骨神経痛の場合とても歩けないでしょう。この場合しばらく様子観察です。滅多にいませんが!

それから血管です。

ふくらはぎの痛み血管自体の痛みと言うより、血管が動脈硬化によってそこから先の組織に血流が途絶えた場合は痛みが出ます。

この場合は運動することによって筋肉痛が発症します。動脈硬化による痛みは、ほっておくと、最終的に血行不良部位が壊死(局所の細胞死)になることもあるので早めの対処が必要です。

最後に筋肉です。

筋肉痛というという言葉がよく聞かれる様に、筋肉が最も痛みを感じる組織です。使いすぎても痛みを感じますし反対に動かさなくても原因は違いますが痛みは起きます。痛みを改善するには普段から筋肉のケアーが大切です。

結論とその解決方法をお伝えします。

様々な原因から発症する足の痛みを鑑別するには、どの様にしたら良いのでしょうか?

まず坐骨神経の場合は、坐骨神経の支配領域は基本的に膝から下です。そのあたりに感覚低下とそれに伴って歩けないほどの痛みしびれがある場合は坐骨神経痛の可能性があります。

次に関節痛ですが、股関節の場合は股関節に重度の可動域制限と足の付根の前面に痛みがある場合、膝に関しては重度の可動域制限と膝を曲げたときと曲がった部分の側面に痛みがある場合、そして歩けないほどの痛みがある場合は関節そのものの痛みかもしれません。

血流障害からくる足の痛みは歩いたり運動をすると症状は悪化し、安静にて軽快します。これは血行障害によって主に筋肉や神経が酸素不足となり運動によりそれが顕著となるためです。

最後に筋肉ですが、筋肉は足の全てにありますので、関節や神経痛で起きる痛みの場所以外は筋肉性と考えていいでしょう。筋肉の場合は、痛みの場所や程度が変わっていきます。これも筋肉性の痛みの特徴です。

実際の鑑別には、それぞれテストを行い、触診したり動かしてみてその反応により判断することになります。

北九州市で1回から変化を実感できる整体と大好評

リハビリ整体院の施術は、神経・関節・筋肉・血管とすべての痛みを引き起こす組織に付いて施術可能ですので、よほど重度でなければほとんどんが改善されます。北九州市開業して11年になります。理学療法士時代を含めると臨床歴30年になります。大体の症状に施術してきました。