もう一度スポーツ障害の痛みを考える。

スポーツによって最も負担をかける組織は当然筋肉です。関節にも多少の負担は掛かりますが、レントゲン状重度に変化が無ければ、痛みを引き起こしているのは筋肉です。

関節には様々な筋肉が付着しています。筋肉は関節を動かす役目なので当然です。関節を跨いでいる筋肉もあれば、関節周囲に付いている筋肉をあります。関節痛と感じているのは実際は筋肉の痛みです。

筋肉の痛みの原因についてここでおさらいしてみます。

筋肉の痛みは2つに分けられます。

まずは、よく聞く筋肉痛です。

スポーツ障害2これは激しい運動やケガをした時に起こります。筋肉に多かれ少なかれ傷が入ったことが原因で、更にその傷を修復しようとして炎症が起き、痛みはしばらく続きます。

この痛みは、身体の自然修復力によるケガを治そうとしている反応なので、傷が修復されるまで、しばらく待つことが大切です。

そのまま何もせず待てば良いのですが、このとき殆どのスポーツ関係者は炎症を止めようとして、アイシングや痛み止め、更にテーピングを施します。この方法が自然回復力を低下させ傷の修復を遅らせます。遅らせすだけならまだいいのですが、炎症を止める行為は、傷の再生を阻み筋肉組織が綺麗に修復できずに終わります。

この結果筋肉は固くなり筋硬結という状態作ってしまいます。筋硬結までなると自然には改善されません。それなりの処置が必要となります。この状態でリハビリ整体院を訪れる方は大変多いです。

筋硬結を改善させる方法は得意なので数回の施術で改善します。改善後も再発させないためには、ケアーの仕方をしっかりお伝えする必要があります。

激しい運動後やケガによる痛みは、対処法で変わります。これは人間の持つ自然回復力を引き出すための正しい知識が大切です。巷に間違った情報に惑わされないようにして下さい。

次に先程述べた筋硬結ですが、ケガから来るだけでなく生活習慣からもできてしまいます。

スポーツストレッチ筋肉というものは活動する上で常に緊張しています。生活の中で動かない方でも起きるのです。体重を支える筋肉はいつも重量というストレスと戦っています。大きな緊張を強いられています。これにスポーツが加われば緊張は更に増します。

姿勢を保ついわゆる抗重力筋は生活するだけで緊張し、更に過酷な運動によって更に緊張し、この積み重ねによって筋硬結へと筋肉が固まっていきます。筋硬結はいわゆる筋肉のコリです。

抗重力筋に対して運動筋があります。これは身体の表面にあって主に速筋繊維と遅筋繊維とで出来ています。
運動に関与している筋肉なので、同じ動作の運動によって固まっていきます。特別激しい運動でなくても、繰り返し同じ動作の運動によって出来てきます。スポーツは基本的に同じ動作の繰り返しになりますので、筋肉が固まって当然です。

筋肉は固まると当然痛みが出るのですが、パーフォーマンスも低下します。練習は頑張っているのですが、今ひとつ結果に結びつかないかもしれません。

スポーツ障害は、北九州市小倉南区にあるリハビリ整体院にお任せください。