必見:痛み・しびれの原因を生理学的に説明!
痛みやしびれの原因は2つあります。原因の違いによって対処方法も違います。
1:外傷や捻挫・細菌感染など、急に細胞とその集合体である組織に傷が入った場合。
これに関しては、人間の持っている免疫力や自然回復力を十分に発揮させるために、自然に治すことが大切です。簡単に言うと何もしないことです。
特にしてはいけないことが薬を使ったり、冷やしたり湿布を張ったりすることです。すべて組織の回復を遅らせます。痛みが我慢できる範囲で動くことも大切です。
なぜなら傷が悪化しない程度に動いたほうが血流がよくなるからです。安静にし過ぎは血流が悪くなるためにかえって組織の修復が遅れます。
細胞や組織の修復を待ちます。
2:慢性の痛みで、ほとんどが細胞やその集合体である組織への血流障害。
原因のはっきりしない痛み・しびれも血流障害です。血流障害は自覚しにくので、原因がはっきりわからないのです。
細胞・組織に血流が途絶えると酸素や栄養が十分に供給されないため代謝障害(エネルギー不足)となり、細胞や組織は著しく萎縮し硬くなり機能障害はを引き起こします。
特に筋肉は常に活動しているので(筋肉がリラックスしているのは熟睡している時だけです。)多くの血流を必要とします。血流障害によってダメージを受け易いのです。
死を感じる程の痛みとして心筋梗塞や狭心症が有名ですが、コレも心臓の筋肉(平滑筋)の血流障害です。心臓の筋肉ほどではないしても全身に張り巡らされている筋肉いわゆる骨格筋も同様です。
頭痛も同じで頭蓋骨を包んでいる筋肉の血流障害です。胃腸に関しては筋肉のほか粘膜の障害も考えられます。これは食生活に起因することが多いです。
原因のはっきりしない不調や慢性痛を病院で訴えると、偏頭痛とか神経障害性疼痛、更に脳の誤作動とか精神的なものと様々な言い訳がましい診断名がついてきます。
医療の常識なんてそんなものです。このことは医療職として働いた経験があってこの世界から離れたからわかったことと言えます。
疑問に思いませんか? 医療機関でよく言われる神経痛って本当にあるのでしょうか?
筋肉の他に痛みやしびれといえば神経痛です。神経痛ってよくわからないと思いませんか? 検査では出ないですね!
お答えします。 以下が基礎医学では常識です。
神経が圧迫されると基本的に現れるのは、筋力低下と感覚鈍麻(感覚が鈍くなる)の2つが2大症状です。筋力低下も感覚鈍麻もない神経障害はありません。 痛みだけの神経痛はありません。
神経痛の診断ははっきりした証拠のない都市伝説レベルです。いわゆる原因がわからないときの医療機関の逃げ口上です。基礎医学と医療機関の常識は違っています。
(付録)
骨は骨膜に神経がありますので、骨折やヒビが入ったり、骨膜を刺激するような重篤な原因がなければ痛みません。骨に関しては病院の検査が有効です。
関節痛に関しては未だ原因がはっきりわかっていません。関節軟骨には神経がありませんので痛みのメカニズムが説明できないのです。これは長年医療現場でレントゲン写真を診てきて感じてますが、変形の程度と痛み症状には相関関係があまりありません。
軟骨がなくなるほど変形が進んでいる場合は別ですが・・・。北九州市で整体といえばリハビリ整体院をお選び下さい。喜びの声を北九州市の皆様から多く頂いております。